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  1. 再発しやすいヘルペスとその治療薬について
  2. 感染者数が多い性病といえばクラミジア
  3. 性病の種類と治療方法の紹介
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感染者数が多い性病といえばクラミジア

クラミジア属は生きた動物細胞の中でのみ増殖する小型の寄生性細菌です。
原核細胞としては最も小さい環状のDNAをもっています。
クラミジア属は性器クラミジア感染症,鼠径リンパ肉芽腫の原因菌であるクラミジア・トラコマチスやオウム病の原因となるオウム病クラミジア、クラミジア・ニューモニエ感染症を起こすクラミジア・ニューモニエ、ウシやヒツジに病原性があるクラミジア・ペコルムなどがあります。

クラミジア・トラコマチスはいわゆる性病のクラミジアを指します。
感染から症状出現までの潜伏期間は1~3週間ほどで、男性では排尿痛や外尿道口からの漿液性の排膿が自覚症状としてみられますが症状は比較的軽いことが多いのが特徴です。
そのため放置すると精巣上体炎や前立腺炎や精嚢精管炎などを起こし重症化することもあります。
一般の細菌性尿道炎に比べて症状がないことも多く、健常男性の数%に保菌者がいるといわれています。

またオーラルセックスによる咽頭感染も問題となっています。
男性の場合の診断には尿道分泌物からのクラミジア菌の抗原を分離することによって行われます。
女性では子宮頸管炎といえばほぼクラミジア頸管炎と同義語とみなされるほどです。
症状は女性も他の性病を起こす細菌性の感染症と比べて軽いことが多く、多少帯下が増加する程度で軽い下腹痛を伴うこともあります。

クラミジアによる子宮頸管炎は進行すると卵管あるいはその周囲に炎症を起こしたり骨盤内癒着の原因となったりもします。
骨盤内癒着は女性の不妊症の原因となったり、子宮外妊娠の原因にもなります。

女性の場合の診断は子宮頸部からクラミジア菌の抗原を分離することによって行われます。
治療は抗生物質の投与が行われます。
また血液でクラミジアの抗体価を測定することで感染や今までにかかったことがあるかどうかを確認することもできます。
また咽頭感染もしばしば同時に見られるため同時に咽頭粘液での抗原の確認も行われます。

クラミジアに効く薬にはクラビットもあります

性病のクラミジア治療としては、ジスロマックやミノマイシン・クラビット、レボクインといった抗生物質が使用されています。
最も使用されている薬剤は商品名ジスロマックでアジスロマイシンという成分の薬です。
アジスロマイシンは細菌のリボソームというところに結合して蛋白質合成を阻害して細菌を死滅させる効果があります。
ジスロマックはネット通販で買えるので簡単に入手が可能です。

ジスロマックの飲み方としては1000mgを1回で内服するか、ドライシロップ剤を2gを用時水で溶かして空腹時に1回内服する服用方法があります。
そのほかにもジスロマックで効果が弱い人には商品名ミノマイシンという薬で治療することもあります。
ミノマイシンはミノサイクリンという薬剤名で細菌の蛋白合成系においてRNAとリボソームの結合するのを妨げて蛋白合成を阻止させることにより抗菌作用を発揮します。

ミノサイクリンは1回目の内服量は100~200mgで開始して、その後は12~24時間毎に100mgを内服するといった服用方法です。
クラビットやレボクインもしばしば使用されます。
クラビットやレボクインは商品名で薬剤成分はどちらもレボフロキサシンという抗生物質です。
広く感染症の治療に用いられており一般の風邪や傷の化膿止めなど多くの場面で使用されています。性病でもしばしば使用されます。

クラビットは先発医薬品であるのに対してレボクインは後発医薬品になりどちらも同じ成分です。
作用は細菌のDNA複製を阻害して細菌増殖を抑えます。
服用方法は1日1回500mgを内服します。1週間程度服用して効果を確認します。
ただしクラビットは書いたように日常の様々な場面で使用されるため耐性菌が多くみられてきているため、クラミジアによる性病に対して効果が弱いことがしばしばあります。

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